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仕手株 窪田製薬HD 4596


仕手株であると断定した理由

 

  1. 第三者割当新株予約権の発行
  2. 割当先SBI証券の存在
  3. 希薄率最大24.1%の発行条件
  4. 大量保有報告書の軌跡
  5. 株価3桁の低位株

 

この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。  

 

ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。  

 

分析期間は2018.03.29~2019.03.22

 

株価動向の進展があれば追記致します

→2019年03月22日追記

 

*最新の分析結果はコチラ

 

 



 

 

はじめに

 

 

「窪田製薬HD」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。

 

それは「成長投資資金の確保」です。

 

株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。

 

割当先である「SBI証券」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。

 

そのため投資対象にしました。

 

ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。

 

ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。

 

 

発行

 

 

2018年3月29日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。  

 

以下は発行の詳細です。  

 

新株予約権の概要(第21回)

  • 発行株式数  :4,000,000株
  • 当初行使価額 :543円
  • 下限行使価額 :272円

 

 

行使中

 

 

大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。

 

2018年05月01日現在行使率は3%。

 

2018年06月01日現在行使率は9%。

 

2018年06月25日現在行使率は19%。

 

2018年07月02日現在行使率は20%。

 

2018年08月01日現在行使率は25%。

 

2018年09月03日現在行使率は28%。

 

2018年10月01日現在行使率は31%。

 

2018年11月01日現在行使率は34%。

 

2018年11月13日現在行使率は47%。

 

2018年12月03日現在行使率は53%。

 

2019年01月04日現在行使率は55%。

 

2019年02月28日現在行使率は66%。

 

2019年03月07日現在行使率は78%。

 

2019年03月08日現在行使率は95%。

 

 

完了

 

 

確実に行使の完了が分かるわけではないですが、大量保有報告書データベースにおいて「保有割合が5%以下」の場合はほぼ完了したとみなしています。  

 

第三者割当による新株予約権の行使の完了は2019年3月11日です。

 

「行使の完了前」に初動が起こり上昇が始まりました。

 

 

最安値

 

 

2018年12月25日に最安値201円をつけました。  

 

第三者割当による新株予約権の発行に関するIRから236日後でした。  

 

「発行株式数がそれほど多くもないにもかかわらず」長い期間を要しました。

 

発行日の終値は562円でした。  

 

その後は、何度かただの買上げをこなしながら少しずつ下がり続けました。

 

発行日の終値は562円より下落率は35.8%で「とてつもなく下がりました」

 

 

初動

 

 

2019年2月20日に初動がありました。

 

初動日の始値は267円でした。  

 

最安値から55日後で「それほどかからず」初動となりました。  

 

発行日からは291日後でした。

 

 

最高値

 

 

2019年3月22日に最高値1226円をつけました。  

 

初動から32日後で「効率の良い銘柄」でした。  

 

理由としては「テーマ株」だったことが大きく影響しています。  

 

上昇率は433%で「かなり上がりました」

 

利益確定は「高値圏で出来高を伴って大きく上昇した」ため分かりやすかったです。

 

 

信用買

 

 

新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大信用買の比率は45.2%でした。  

 

発行から高値までの期間中における信用買の増減の比率は321%でした。

 

 

出来高

 

 

新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大出来高の比率は1138%でした。  

 

「多くの投資家が参加しました」

 

 

株価変動率

 

 

初動から高値までの株価変動率をまとめました。  

 

267円→340円→285円→492円

→351円→650円→550円→1226円  

 

127%→84%→173%→71%

→185%→85%→223%

 

 

取引を終えて

 

 

285円から492円の上昇率が173%より十分な上昇と考え利益確定してもいいと思います。  

 

また、連続ストップ高でもあったため利益確定が無難ではありました。  

 

実際の取引では492円まで上昇した時点で「まだ上昇するのか」と迷います。  

 

確実に利益を積み重ねる投資スタイルなら利益確定が正解だと思います。  

 

また、投資効率もいいと思います。  

 

もし、この時点で上昇率が173%では低すぎると判断できれば保有すべきだと思います。

 

その後の下落率が50%を割っていないため保有が正解だったと思います。  

 

最後の550円から1226円の上昇率が223%で十分なため利益確定の判断をしました。  

 

最終的な上昇率は459%よりこの数値でも十分と判断できます。

 

 

分析データ

 

 

  • 発行日     :2018.03.29
  • 発行日の終値  :562円
  • 希薄率     :10.5%
  • 行使の完了   :2019.03.11
  • 初動日     :2019.02.20
  • 初動日の始値  :267円
  • 初動までの日数 :291日
  • 最安値     :201円
  • 最高値     :1226円
  • 信用買率    :45.2%
  • 信用買増減率  :321%
  • 出来高率    :1138%
  • 上昇日数    :32日
  • 上昇率     :459%
  • 下落率     :35.8%
  • 上昇期待指数  :4743

 

 

chart.jpg

 

 

仕手株評価

出来高
 

 

上昇日数
 

 

上昇率
 

 

下落率
 

 

総合評価
 

 

 





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